・オーデオへの思い入れ
私は小学校の頃から唱歌や楽器の演奏は大の苦手でした。小学校の担任の先生が「良い音楽を
聴けば少しは良くなるのではないか」との忠告を貰いました。この忠告が私の音楽への関心を
高める動機になったと思います。しかし昭和20年代の終戦直後の混乱期では音楽を聴く道具と
としてはラジオ以外は有りませんでした。
本格的にクラツシック音楽を聴き始めたのは、昭和26年にコロンビアより洋楽LPの国内版が発
売された頃からです。最初に聴いたLPはチャイコフスキーの「白鳥の湖 組曲」(コロンビア版
アンドレ・コストラネッツ楽団)でした。SP版に比べ長時間録音、スクラッチノイズの少なさ、
音質の良さが印象に残っています。
もう一つ印象に残る音楽として、昭和32年にNHKのFM 実験放送が開始されこのテーマ音楽がオル
ゴール演奏の「埴生の宿」でした。その澄んだ音色は電波放送でもこんなに素晴らしい音が放送で
きるかと驚いた記憶があります。
昭和30年代になるとLPのステレオ化、FM放送など良い音で音楽を聴くメディアが多くなり楽しい
時代となりました。私の大学時代は部活動として「レコード音楽鑑賞会」に参加してクラッシック
音楽を聴きまくりました。
昭和40〜50年代にかけては音楽を聴くだけでは満足せず、再生装置にも関心が向き評判が良く
比較的コストパフォーマンスの高い装置を導入しました。(過去に使用した主な機器 参照)
昭和57年にはCDとCDプレーヤーが発売されましたので私も早速購入して使用を開始しました。その
後LPは殆ど購入しなくなりました。
昭和60年〜平成5年にかけてはLP初期の名演奏がCD盤で復刻され、可成りの枚数を購入しました。
私の再生装置も一大転機をむかえマッキントッシュ+タンノイでゆったりと音楽を聴く方向に変わり
ました。現在の再生装置はこの当時導入したものが殆どです。
・過去に使用した主な機器(殆ど型番の羅列です)
(プリメインアンプ)
ラックス SQ38D・・・6RA8のP.P(10W×2)数年前にこの機種の復刻機が発売されました。
ヤマハ CA-1000 TYPE2・・・ソリッドステート機として始めてA級、B級動作の切替が可能。
アキュフェーズ E-405・・・プリ、メインの単独使用が可能。180W×2。
(スピーカー)
パイオニア CS-E700・・・30cmウーハーの3ウエー。
ダイアトーン DS-303・・・30cmウーハーの3ウエー。キャビネットの作りが強靱。
ダイアトーン DS-77z・・・30cmウーハーの3ウエー。ウーハーはハニカム構造。
(オープンテープデッキ)
ティアック A-2050・・・テアック初の1モーター普及機。
ソニー TC-7650・・・10インチリールが装着可能。
(CDプレーヤー)
ダイアトーン DP-105・・・初期のアナログDAC機。
ソニー CDP-553 ESD・・・当時のベストセラー機。トレイ開閉のスムーズさは現在でもピカ1。
ソニー X33ES・・・ソニー機特有の20曲選曲ボタンはCDP-553 ESDから引き継がれている。
・現在の使用機器
使用機器は下記の通りですが、この構成の特徴は広いダイナミックレンジを追求したり細かい分解能
を求めるシステムでは有りません。マッキントッシュ特有の音の艶・潤いが特色です。夜静かに弦楽
4重奏などをゆったりした気分で味合うには最適です。しかしフルオーケストラを大音量で再生しても
メインアンプの馬力により難なくこなしてしまいます。普段はPCM音楽放送の12チャンネルをバック
グラウンド音楽として聴き流している時が多いです。 (画像をクリックすると拡大画が出ます)